生誕120周年&航空120周年 堀越二郎回顧展
~零戦設計者・堀越二郎の航空の道に捧げた生涯を辿ります~

 1903(明治36)年は、世界の航空史にとっても、我が国の航空史にとっても大きな意味を持つ年です。世界では12月17日にライト兄弟がライト・フライヤー号で初飛行した年です。一方、わが国では6月22日、群馬県藤岡市で昭和の名設計者である堀越二郎が誕生しました。
 堀越は、航研機の開発に携わる木村秀政や、三式戦闘機「飛燕」を設計する土井武夫ら同期と共に我が国の航空機開発を牽引しました。そして、かの有名な零式艦上戦闘機や、戦後初の国産旅客機YS-11の設計に携わるなど、生涯を航空の道に捧げ、後年にはアニメ映画のモデルにもなりました。
 所沢航空発祥記念館では、堀越の生誕120周年とライト・フライヤー号の初飛行から120周年を迎えたことを記念して、特別展「堀越二郎回顧展」を2024年1月より開催します。
 

開催期間


2024年1月18日(木)~2024年3月31日(日)
好評につき2024年6月23日(日)まで会期を延長いたします。
ただし、3月15日(金)~3月22日(金)は展示館が臨時休館のためご見学いただけません。

内容


序 章 万博、オリンピック、そして零戦
第一章 飛行機時代の幕開け
第二章 航空の道へ
第三章 失敗作から傑作機へ
第四章 極限の設計 零戦
第五章 万能型戦闘機から迎撃型戦闘機へ
第六章 最後の艦上戦闘機 烈風
終 章 堀越二郎の戦後

場所


所沢航空発祥記念館 展示館


入館料


展示館 大人520円 小・中学生100円
展示館・大型映像館セット券(共通割引券)大人840円 小・中学生320円